建設会社で働いている平凡な会社員

現場で働きつつ、建設業の「なるほど!」を発信中。

経済・時事ネタ

大阪・関西万博の“その後”――終幕後に残るもの、消えるもの Diary837

2025年4月に開幕した大阪・関西万博も、いよいよ10月13日(月)で閉幕します。 半年にわたる“未来社会の実験場”の次に来るのは、「その後」をどう活かすかという現実です。 本記事では、現時点で語られている再利用の方向性と、成功のカギをコンパクトに整理…

🏗️ 麻生太郎という「現場代理人」──政治を工事現場にたとえると見えてくる采配の妙 Diary835

現場でも政治でも“まとめ役”が肝 自民党総裁選で注目を集めた高市早苗氏の勝利。 その裏で、票を左右したキーマンとして名前が挙がったのが麻生太郎氏です。 ネット上では「麻生氏の采配が決め手だった」「財務省の言いなりにならなかった」といった声も多く…

自民党総裁選2025の行方──誰が「次の首相」になるのか Diary823

総裁選=首相選び? 日本の政治は「議院内閣制」。衆議院で最大会派を持つ政党の総裁が、そのまま首相に指名されるのが通例です。 つまり自民党の総裁選は、実質的に首相選びの本戦となります。 ただし今回は、自民党が議席を減らしているため、連立交渉とい…

自民党総裁選「フルスペック方式」はどこまで“国民の声”を反映するか? Diary807

自民党総裁選が「フルスペック方式」で実施される見通しとなりました。 党員・党友票と国会議員票を同等に扱うこの制度は、「党員の声をどこまで反映するのか」「国民全体の声とはどう違うのか」という問いを呼び起こします。さらに、建設業にとっても無関係…

釧路湿原とメガソーラー再生エネルギーと自然保護のせめぎ合い Diary804

イントロダクション 北海道・釧路湿原のそばで進められているメガソーラー事業が、文化庁や北海道からの指摘を受けて揺れています。タンチョウやオジロワシといった希少種への影響、森林法の許可手続き、地域景観との調和──大規模再エネ導入の陰で、さまざま…

経済対策と公共事業──建設業の受注の未来 Diary803

2025年9月2日、石破首相が閣僚に対して「新たな経済対策パッケージをまとめるよう要請する」との報道がありました。 物価高や米国の関税対応を念頭に、秋の臨時国会で補正予算の成立を目指すとされています。 まだ検討段階ですが、公共事業や補助金政策に直…

終戦の日と防災の日─8月15日から9月2日までの「空白の17日間」 Diary800

導入 日本では毎年8月15日を「終戦の日」と呼び、昭和天皇による玉音放送で太平洋戦争の終結が国民に伝えられた日として記憶されています。 一方で国際的には、1945年9月2日、東京湾の戦艦ミズーリ号上で降伏文書に調印した日が「正式な終戦の日」とされてい…

ポケモン×ハッピーセット騒動の本質。なぜマクドナルドは何度も同じ失敗を繰り返すのか? Diay 785

導入 8月9日から3日間限定で販売された「ポケモンカード付きハッピーセット」。 しかし発売初日から全国で行列・大量購入・早期売り切れが相次ぎ、SNSは批判の声であふれました。 「子どもに行き渡らない」「食品を捨てる」「転売目的が占拠」──。 実はこれ…

📈 最低賃金6%アップ!建設業界に与えるリアルな影響とは? Diary775

はじめに 2025年、最低賃金が全国平均で6%(+63円)引き上げとなり、全国加重平均で1,118円/時間になる見通しとなりました。 これは2002年以降で最大の上昇幅です。 物価高騰や人手不足が深刻化する中、建設業界にもこの「賃金改革」の波は確実に届いてい…

🏗️⚾ 建設現場と高校野球に共通する“熱さ”とは?夏の現場を支える心構え Diary774

夏の甲子園、いよいよ開幕! 夏の風物詩といえば、やっぱり「全国高校野球選手権大会(通称:夏の甲子園)」。 地方大会を勝ち抜いた代表校が、甲子園球場で熱戦を繰り広げるこの大会。 毎年、汗と涙のドラマに全国の人々が胸を熱くします。 でも実は—— 建…

💬 年収1000万円・土日閉所は当たり前?  Diary768

―日建連「長期ビジョン」で変わる建設業界の未来をAIが予測してみた はじめに:10年ぶりの長期ビジョンが発表 2025年7月22日、日本建設業連合会(日建連)は10年ぶりとなる新たな長期ビジョンを発表しました。 その中で示されたのは、次のような衝撃的な予…

🎐 あなたにとっての夏の風物詩は? Diary764

はじめに 〜今年も、あの季節がやってきた〜 北海道でも30℃を超える日が増えてきましたね。 重機のエンジン音と一緒に聞こえてくるセミの鳴き声、朝から空調服がフル稼働する作業現場…。 夏は過酷な季節である一方、どこか懐かしく、特別な記憶が呼び起こさ…

🇯🇵 いまの政治は誰のため? 〜税金、支援、選挙、そして私たちの暮らし Diary757

導入:国民が置き去りにされている実感 「なぜ日本の政治は、ここまで“国民の生活感”からズレてしまったのか?」 税収は過去最高、米の価格は上がる一方。 それなのに政府は諸外国への支援に数千億円を投じ、私たちの暮らしには2万円の給付で“おしまい”。 …

【雨の日の現場は戦場だ】現場監督が選ぶ、本当に使える「雨具」大全 Diary754

雨が降ったら仕事は休み?いや、現場は動く。 北海道でも本州でも、梅雨時期や秋雨、さらには突然のゲリラ豪雨。 「今日は雨だから中止」なんて言ってられないのが建設現場のリアルです。 しかし、ただでさえ危険な現場。雨で視界・足元・体温・判断力が奪わ…

🌤 北海道の夏は本州とどう違う?気温・湿度・梅雨・服装まで徹底比較 Diary753

「北海道の夏は涼しくてカラッとしてる」――よく聞くけど本当? 本州(特に東京など)と比べてどれくらい違うのか、気象庁データや最新ニュースをもとに整理しました。 現場で働く人も、夏に北海道旅行を計画している人も、ぜひ参考にどうぞ。 ✅ まずは結論(…

建設業から見た花火大会の裏側 〜あの一夜を支える“現場のチカラ”とは?〜 Diary740

はじめに 7月になると、日本全国で花火大会が一気に始まります。 浴衣姿で屋台の食べ物を楽しみながら、夜空に打ち上がる色とりどりの花火に歓声を上げる光景は、まさに夏の風物詩です。 でもちょっと待ってください。 その「一夜限りの祭典」、誰がどのよう…

【建設現場の“七夕”】願い事から見える、職人たちのホンネとは? Diary736

結論:職人の願いには、「現場のリアル」と「人間らしい想い」が詰まっている 7月といえば七夕。 商業施設や保育園では、笹に短冊が揺れている光景をよく見かけます。 でも、建設現場にも“七夕”があっていいと思いませんか? 日々ハードな作業をこなす職人た…

【建設業×衛生管理】食中毒警報って何?現場管理者が知っておくべきポイントと対策まとめ Diary734

結論:食中毒警報は、現場で働くすべての人に関係ある 夏になるとよく耳にする「食中毒警報」や「食中毒注意報」。 飲食店向けの話だと思っていませんか?実はこれ、建設現場にとっても無視できない重要な警報なんです。 理由は簡単。 屋外での作業+昼食の…

【建設業×半額セール】スーパーの見切り品に学ぶ、現場管理の極意 Diary733

結論:閉店間際のスーパーには、現場管理のヒントが詰まっている スーパーでよく見かける「半額シール」「見切り品セール」。 なんとなくラッキーな気分で手にしている方も多いのではないでしょうか? でもこれ、実は建設業における資材管理や段取り・工程管…

【建設業界人もモヤモヤ】給付金政策に「中間層・独身者への配慮が足りない」と感じる理由 Diary725

いま、日本中で大きな話題になっている石破首相の「一律2万円現金給付」。 さらに子育て世帯・低所得世帯は+2万円、合計4万円の支給というニュースが飛び込んできました。 建設業界でも「おっ、給付金出るのか」と期待した方も多いはずです。 でも、よく中…