建設会社で働いている平凡な会社員

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ワークマン vs プロノ 徹底比較!北海道の建設現場で本当に使えるのはどっち? Diary735

結論:どちらも使える!でも「現場環境」と「求める性能」で使い分けよう

作業服選びに迷ったとき、北海道で真っ先に名前が挙がるのがこの2つ――
「ワークマン」と「プロノ」

どちらも有名、どちらも人気。
でも実際、「建設現場で本当に使えるのはどっちなの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、どちらも優秀。ただし、用途と現場環境に合わせての使い分けが重要です。

この記事では、北海道の現場で働く目線から、この2ブランドを徹底比較していきます!


ワークマンとは?現場に革命を起こした“コスパ最強ブランド”

  • 正式名称:株式会社ワークマン
  • 本社:群馬県
  • 全国約1,000店舗(2024年時点)
  • 主な特徴:
    • 安くて高機能
    • 作業服+アウトドア+カジュアルの三位一体
    • 「ワークマン女子」など一般層への浸透も話題

建設業での使用例

  • 空調服・インナーがとにかく安くて使いやすい
  • 安全靴やストレッチパンツなどが充実
  • 軽作業から重作業まで幅広く対応

プロノとは?北海道発・“ガチ現場仕様”の老舗ブランド

  • 正式名称:株式会社ハミューレ(旧プロノ)
  • 本社:北海道札幌市
  • 北海道・東北・北陸に展開
  • 主な特徴:
    • 現場ガチ勢向け
    • 農業・林業・建設業すべてに対応
    • 防寒力が桁違い

建設業での使用例

  • 冬場の防寒つなぎはプロノ一択という声も
  • 雨天対応のレインスーツ・長靴が農地工事に強い
  • 農建両立している職人に特に人気

比較①:価格帯の違い

項目 ワークマン プロノ
空調ベスト 3,900円〜 6,000円〜(バッテリー別)
防寒ジャンパー 2,500円〜 4,500円〜
安全靴 1,900円〜 3,500円〜

ワークマン:安さ重視(毎日着替える人に最適)
プロノ:耐久性重視(長く着る人向け)


比較②:防寒性能(北海道では超重要)

ワークマンの特徴

  • 裏アルミ・ヒートアシスト機能つき
  • 電熱ベストなども豊富
  • 見た目がスマート

プロノの特徴

  • マイナス20℃対応のジャンパーやつなぎ
  • 裏ボア×中綿×防風素材の3重構造
  • 屋外長時間作業に強い

道東やオホーツクなど極寒エリアではプロノ優勢


比較③:商品ラインナップと特色

項目 ワークマン プロノ
空調服 コスパ重視、軽量 高出力ファン、厚地仕様もあり
防寒つなぎ スリム・カジュアル寄り 極厚・耐久・重作業対応
安全靴・長靴 軽量・デザイン性 滑り止め・鋼板入り・農建兼用タイプ
インナー・手袋 機能性あり・安価で買い替えやすい 厚手・耐久性重視。極寒用手袋も豊富
工具・資材 最低限レベル(ホームセンターが別途必要) 電動工具や現場資材も豊富に取り扱い

比較④:使いやすさ・店舗の印象

ワークマン

  • 明るくてカジュアルな雰囲気
  • 店員さんはセルフ接客中心
  • 一般向けアイテムも多く、女性客も入りやすい

プロノ

  • 昔ながらの職人気質な雰囲気
  • 店員さんが詳しい&現場経験者も多い
  • 「これ現場で使える?」と聞くとリアルな回答が返ってくる

どちらがおすすめ?現場タイプ別に使い分け!

A. 軽作業・内装・短時間作業が多い場合

ワークマンで十分対応可能。コスパ重視でOK!

B. 屋外の土木・舗装・農建混在型作業

プロノが向いている。防寒性・耐久性で差が出る。

C. 夏と冬でしっかり使い分けたい人

→ 夏:ワークマンの空調服と速乾シャツ
→ 冬:プロノの防寒つなぎとインナー


実際の職人の声を紹介

🌨️ 「プロノの防寒つなぎじゃなきゃ、1月の現場は無理」
(道東/道路改良)

👟 「安全靴は消耗品。ワークマンの安いやつを2足買いが正解」
(札幌/内装工)

🧤 「プロノの極寒グローブ、あれマジで神。手が冷えない」
旭川/電気工)

🧥 「夏はワークマン、冬はプロノ。現場マンの基本」
(北見/造成工)


PREPまとめ

  • 結論:どちらも良い!目的と環境に合わせて使い分けるのが最適
  • 理由:価格・機能・耐久性・防寒力にそれぞれ強みがあるため
  • 具体例
    • ワークマン:コスパ◎、夏◎、内装・軽作業に最適
    • プロノ:防寒◎、耐久◎、重作業・農建兼用に最適
  • 再結論:「どっちが上か」ではなく、「どっちをどう使うか」が大事!

最後に:あなたの現場に合った装備を選ぼう

建設現場は過酷です。でも、装備が整っていれば、少しでも快適に、そして安全に働けます。

ワークマンとプロノは、北海道の職人たちを支えてきた2大ブランド。
どちらも味方にして、自分の現場にベストな選択をしていきましょう。


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