結論:どちらも使える!でも「現場環境」と「求める性能」で使い分けよう
作業服選びに迷ったとき、北海道で真っ先に名前が挙がるのがこの2つ――
「ワークマン」と「プロノ」。
どちらも有名、どちらも人気。
でも実際、「建設現場で本当に使えるのはどっちなの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、どちらも優秀。ただし、用途と現場環境に合わせての使い分けが重要です。
この記事では、北海道の現場で働く目線から、この2ブランドを徹底比較していきます!
ワークマンとは?現場に革命を起こした“コスパ最強ブランド”
- 正式名称:株式会社ワークマン
- 本社:群馬県
- 全国約1,000店舗(2024年時点)
- 主な特徴:
- 安くて高機能
- 作業服+アウトドア+カジュアルの三位一体
- 「ワークマン女子」など一般層への浸透も話題
建設業での使用例
- 空調服・インナーがとにかく安くて使いやすい
- 安全靴やストレッチパンツなどが充実
- 軽作業から重作業まで幅広く対応
プロノとは?北海道発・“ガチ現場仕様”の老舗ブランド
- 正式名称:株式会社ハミューレ(旧プロノ)
- 本社:北海道札幌市
- 北海道・東北・北陸に展開
- 主な特徴:
- 現場ガチ勢向け
- 農業・林業・建設業すべてに対応
- 防寒力が桁違い
建設業での使用例
- 冬場の防寒つなぎはプロノ一択という声も
- 雨天対応のレインスーツ・長靴が農地工事に強い
- 農建両立している職人に特に人気
比較①:価格帯の違い
項目 | ワークマン | プロノ |
---|---|---|
空調ベスト | 3,900円〜 | 6,000円〜(バッテリー別) |
防寒ジャンパー | 2,500円〜 | 4,500円〜 |
安全靴 | 1,900円〜 | 3,500円〜 |
ワークマン:安さ重視(毎日着替える人に最適)
プロノ:耐久性重視(長く着る人向け)
比較②:防寒性能(北海道では超重要)
ワークマンの特徴
- 裏アルミ・ヒートアシスト機能つき
- 電熱ベストなども豊富
- 見た目がスマート
プロノの特徴
- マイナス20℃対応のジャンパーやつなぎ
- 裏ボア×中綿×防風素材の3重構造
- 屋外長時間作業に強い
→ 道東やオホーツクなど極寒エリアではプロノ優勢。
比較③:商品ラインナップと特色
項目 | ワークマン | プロノ |
---|---|---|
空調服 | コスパ重視、軽量 | 高出力ファン、厚地仕様もあり |
防寒つなぎ | スリム・カジュアル寄り | 極厚・耐久・重作業対応 |
安全靴・長靴 | 軽量・デザイン性 | 滑り止め・鋼板入り・農建兼用タイプ |
インナー・手袋 | 機能性あり・安価で買い替えやすい | 厚手・耐久性重視。極寒用手袋も豊富 |
工具・資材 | 最低限レベル(ホームセンターが別途必要) | 電動工具や現場資材も豊富に取り扱い |
比較④:使いやすさ・店舗の印象
ワークマン
- 明るくてカジュアルな雰囲気
- 店員さんはセルフ接客中心
- 一般向けアイテムも多く、女性客も入りやすい
プロノ
- 昔ながらの職人気質な雰囲気
- 店員さんが詳しい&現場経験者も多い
- 「これ現場で使える?」と聞くとリアルな回答が返ってくる
どちらがおすすめ?現場タイプ別に使い分け!
A. 軽作業・内装・短時間作業が多い場合
→ ワークマンで十分対応可能。コスパ重視でOK!
B. 屋外の土木・舗装・農建混在型作業
→ プロノが向いている。防寒性・耐久性で差が出る。
C. 夏と冬でしっかり使い分けたい人
→ 夏:ワークマンの空調服と速乾シャツ
→ 冬:プロノの防寒つなぎとインナー
実際の職人の声を紹介
🌨️ 「プロノの防寒つなぎじゃなきゃ、1月の現場は無理」
(道東/道路改良)👟 「安全靴は消耗品。ワークマンの安いやつを2足買いが正解」
(札幌/内装工)🧤 「プロノの極寒グローブ、あれマジで神。手が冷えない」
(旭川/電気工)🧥 「夏はワークマン、冬はプロノ。現場マンの基本」
(北見/造成工)
PREPまとめ
- 結論:どちらも良い!目的と環境に合わせて使い分けるのが最適
- 理由:価格・機能・耐久性・防寒力にそれぞれ強みがあるため
- 具体例:
- ワークマン:コスパ◎、夏◎、内装・軽作業に最適
- プロノ:防寒◎、耐久◎、重作業・農建兼用に最適
- 再結論:「どっちが上か」ではなく、「どっちをどう使うか」が大事!
最後に:あなたの現場に合った装備を選ぼう
建設現場は過酷です。でも、装備が整っていれば、少しでも快適に、そして安全に働けます。
ワークマンとプロノは、北海道の職人たちを支えてきた2大ブランド。
どちらも味方にして、自分の現場にベストな選択をしていきましょう。
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