(続き)
早朝からスタートしたベトナム海外研修旅行の2日目。
メンバーたちは、ハノイ市内を巡る日程に興奮を隠しきれない様子だった。
昼食時に立ち寄ったレストランで、ベトナムの郷土料理を味わった。
冬瓜と鶏肉のスープ、イカときのこの炒め、牛肉の香葉巻き、牛肉のフォー、生春巻き……どれも美味しかったが、白身魚のグリルだけは硬くて食べずらかった。
ビールは、ラガー系ではなくバドワイザーみたいな感じだった。
食事のあとは、バス移動して陶磁器の生産地であるバッチャン村へ。
ここで作られている陶磁器は、日本で安南焼と呼ばれ室町時代末期~江戸時代に渡来した焼物だ。
メンバーたちは、うわぐすりを潜すと陶磁器に浸透し、すぐに渇き手につかないことに驚いた。
このお店ではベトナムドン、アメリカドルの他に日本円も使えると知り、メンバーたちは喜んだ。
店内には色鮮やかで可愛らしいティーカップのセットもあったが、研修旅行の途中ということもあり、陶磁器が割れることを考えてしまい、自分は残念ながら購入はしなかった。(あとから後悔)
バッチャン村からハノイ市内へ戻る途中、メインの道路は舗装になっているが、脇道などはコンクリート舗装であった。
道路の両脇には、自由勾配側溝が設置されている。自動車は、韓国車が多い印象だった。
自由行動の時間、メンバーたちは現地のイオンへと向かった。
事前にネットで調べていたらロケットニュース24で見つけたイオンで、記事の通りお寿司やおでんが売っていた。
平日なのか専門店街やフードコートには人がほぼいなかったが、日本のイオンと同じような店内レイアウトなので、買い物はしやすかった。
(続く)